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百獣の王に学ぶ

百獣の王といっても、ライオンではなくてタレントの武井壮さんのお話。

武井壮さんは、陸上の十種競技の元日本記録保持者。

十種競技というのは、
100m走、走り幅跳び、砲丸投げ、走高跳、
400m走、100mハードル、円盤投げ、棒高跳び、
槍投げ、1500m走を2日間で行う競技。

武井さんは小学生の頃のある日、
「自分の体を自分の思い通りに動かせていない!」
ということに気付き、衝撃を受けたのだそうです。

それから、毎日鏡の前で、
自分の思い通りに体を動かす練習をコツコツと続けたのだそうです。

スポーツを習得するには、何度も身に付くまで繰り返す、
反復練習が大切だと考えられています。

しかしながら、武井さん曰く、
自分の思い通りに動いていない体で、反復練習をしても、
確率があがるけれど、成功するのは偶然にすぎない。

自分の思い通りに体を動かせていない状態で、
反復練習をするのは非常に効率が悪いのだと。

逆に、
自分の想い通りに体を動かせるようになると、
どんなスポーツでも、最も効率的に習得できるようになるという。

スポーツの習得はひたすら反復練習だと、
学校の体育の授業や体育会系の部活で、
私たちは、思い込まされていましたよね。

目から鱗の発想ですが、
言われてみれば、確かにその通りです。

鏡の前で目を閉じて、
両手を肩の高さで真横に広げてから、目を開けて確認してみると、
少し上がっていたり下がっていたり、左右がずれていたり、
自分の思っている真横と実際の真横がずれていることが分かる。
それを修正しながら、自分の体に真横を教え込む。
同じように真上、真正面と。

武井さんは、それを小学生の頃、毎日繰り返していたのだそうです。


私たちは、自分の体を自分の思い通りに動かせていない。
だから、時々つまづいたり、ころんだり。

体が動かせていないということは、感情や思考も同じ。
自分の思い通りには動かせていない。
だから、色々とうまくいかないこともある。

それでも、毎日、鏡で確認しながらトレーニングすれば、
自分の思い通りに動かせるようになっていく。
今よりも、もっとスムーズに動けるようになっていく。

肉体がそうであるならば、感情や思考も同じ。
もっとスムーズに、もっと快適に、もっと楽しみながら、
色んなことに取り組めるはず。
私たちにはまだまだ未知の可能性があるのです。

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